なぜ従量課金のRPAが増えているのか

従量課金とは料金体系の一つであり、毎月利用した分だけの代金を支払うことです。身近なものとしては、携帯会社の通話料金システムなどがイメージしやすいと思います。最低料金と上限が設定されている場合もありますが、要するに使えば使った分だけの金額が発生し、使わなければ支払わなくてもよいのです。近頃は人材確保が難しい企業において、RPAの期待度が高まっています。少ない人員で効率よく業務をこなしていくために、RPAを導入する企業が年々増えています。ただし、RPAを導入するための初期費用は100万円前後と言われており、RPAの運用スキルを持つ人材の確保が困難な中小企業にとっては、ハードルが高い存在です。例えば、年末調整などの不定期な業務や繁忙期において、人を雇うほどではないが、人の手を借りたい状況は頻繁に発生します。これらを背景に、従量課金のRPAというシステムが注目されています。

RPAツールが私たちに与える利便性

ロボットによって業務効率を自動化することをRPAといいます。既に地方自治体や金融業界では導入が進んでおり、業務を自動化させることで、労働時間の削減や数千人分の余力を確保することに成功しています。大手企業では、人事部、経理部などで帳票の作成や経費精算等で利用されており、同じ作業の繰り返しではあるが、正確さが求められる処理を人の代わりにRPAがやっています。近頃は働き方改革を掲げて生産性の向上を目標とする現場が多く、RPAツールの導入が増えている理由の1つです。大手企業での活用が注目されていますが、個人での利用も可能です。大企業ほど業務の幅は広くなく、毎日行うわけではない作業にもRPAツールは活躍します。このような場合に従量課金は向いています。無料のソフトも存在するのでまずは試してみると良いでしょう。

RPAツールによる従量課金の清算方法

従量課金のRPAツールの活用と、その増加については先に述べたとおりですが、次に、そのツールを導入した際の清算方法について紹介していきます。年間契約や固定金額で販売されているものもあるRPAツールですが、従量課金を選択することでより導入しやすくなりました。例えば、ロボットが稼働した時間の合計時間での清算となる場合、1時間当たりの利用料×稼働時間での利用が可能です。また、シナリオと呼ばれる【パソコン業務処理の定義】を使用した回数と、使用した合計時間での清算方法をとるサービスもあるため、業務に必要なシナリオは何か、あらかじめ用意されたシナリオがあるのかどうかを知っておくことも必要です。自分あるいは自社に合ったRPAツールを取り入れることができれば、業務の効率アップにかなり期待が持てるでしょう。